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アロエベラ

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アロエベラ

 

アロエベラは、アロエ科に属する多肉植物の一種であり、熱帯で育つ肉厚の葉を持つ植物です。

アロエベラの一番の特徴は、一般的な植物とは光合成の仕方が違うことです。
光合成は、植物が太陽の光エネルギーを受けて植物が成長するために必要な栄養分や酸素をつくりだす仕組みで、一般的な植物は、葉の表面にでんぷんや糖分や酸素などを作り出します。これに対してアロエベラなどの多肉植物は、葉の表面ではなく、葉の内部にある多糖体の部分で光合成をします。葉の内部にある多糖体には、水分やミネラルが貯蔵されることになります。
宮古島は珊瑚礁の島であるため、ミネラルたっぷりの土壌から栄養豊富な水を吸い上げてアロエベラの特徴である多糖体にため込むことになります。一般の植物と違い、葉の内部にたっぷりと栄養豊富な水分をため込むことができ、なおかつそれを外部に逃さない仕組みになっているのです。アロエベラの光合成の仕組みはサボテンと共通です。

 

アロエベラは昔から、民間療法でよく用いられてきました。肉厚な葉には、約200種類もの有効成分が含まれており、胃腸の調子を整える効果や、肌に弾力と潤いをもたらす効果などが知られています。また、火傷や切り傷の治りを早くするなどの効能もあります。「医者いらず」と呼ばれる通り、「食べてよし、塗ってよし」の自然界における健康と美容の万能薬です。

 

アロエベラ

アロエベラの健康効果

 

● 腸内環境を整える効果

● 胃の健康を保つ効果

● 美肌効果

● 美白効果

● 火傷などの傷を治癒する効果

 

アロエベラには、胃の調子を整えるアロインとアロエベラモジン、腸を整えるアロエベラニン、美白効果のあるアロエベラシンなど、アロエベラという言葉を冠した有効成分が多く含まれていて、下記のような効果があります。

 

●腸内環境を整える効果
アロエベラに含まれるアロインは、便秘の解消に役立ちます。腸内の水分量を増やし、ぜん動運動を活発にし、腸内の余分なものを押し出してくれます。
また、アロエベラの多糖体は、善玉菌を元気にし、腸の調子を整えます。
健康にとって非常に大切な器官である私たちの腸内には約100種類、およそ100兆個もの腸内細菌が存在しています。腸内細菌には良い働きをする善玉菌と悪い働きをする悪玉菌がありますが、悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスが悪くなると、体調を崩すもととなります。
腸の中の悪玉菌の割合が高くなると、食べた物の残りが腸内に長時間滞留し、腐敗しやすくなり、腸内環境が悪化します。腸内環境が悪化すると便秘や肌荒れなどが起きやすくなるのです。
腸内の悪玉菌の増加は老化を進行させるとも言われています。肩こりや頭痛、高血圧、喘息やじんましんなどのアレルギー性の病気や生活習慣病を引き起こす原因にもなると言われています。
アロエベラの多糖体は、善玉菌を元気にし、腸の調子を整え、これらの予防、改善に効果的に働きます。

 

●胃の健康を保つ効果
アロエベラに含まれるアロインとアロエベラモジンという成分には、胃液の分泌を促し、消化の働きを活発にし、胃もたれや消化不良を防ぐ働きがあります。
また、アロエベラに含まれるアロエベラウルシンという成分は胃潰瘍の表面を覆い、傷ついた胃壁を胃酸から守り、痛みを緩和します。さらに、アロエベラは血液を固める働きも持っていますので、胃壁からの出血を止めることにも有効に働きます。

 

●美肌効果
アロエベラは肌の調子を整える働きを持っています。
その働きのひとつは、肌の生まれ変わりの周期を整えることです。肌は、表面に近いところから表皮・真皮・皮下脂肪組織という3つの組織に分けられますが、表皮で起こる細胞の生まれ変わりのことを、ターンオーバーと呼びます。
理想的なターンオーバーの周期は約28日間と言われています。つまり、表皮で生まれた細胞が生まれてから表面に押し上げられ、最後に垢となって剥がれ落ちるまでに28日かかるということです。しかし、紫外線や加齢などで肌の水分を保つ力が低下すると、表皮にある古い角質が固くなり、剥がれ落ちなくなることが知られています。ターンオーバーの周期を整え、理想的な周期に近づける働きがアロエベラにはあると言われています。

 

動物性たんぱく質のコラーゲンが肌の弾力と潤いの元です。真皮に存在するコラーゲンが、肌を内側から支え、肌にハリや弾力を与えます。
ヒトの体の中では、日々、古くなった硬いコラーゲンが分解され、やわらかく新しいコラーゲンがつくられています。しかし、つくられるコラーゲンの量は加齢とともに減少していき、肌からハリや弾力、潤いが失われる結果となります。
アロエベラから抽出したエキスを肌に塗ることにより、肌のコラーゲン量が増えたという研究結果があります。さらに、食用として摂取しても効果が得られるということも確認されたため、身体の内と外の両方からアロエベラを摂取することが効果的だと言われています。

 

●美白効果
アロエベラで知られているのは、シミやそばかすを薄くし、肌に透明感を与える美白効果です。
アロエベラに含まれるアロエベラシンという成分は、ビタミンCと同じぐらいの美白効果を持ち、メラニン色素の原因物質であるチロシナーゼの働きを抑えると言われています。また、細胞の生まれ変わりを促進し、メラニン色素を肌の外へと追い出す働きがあることから、シミ・そばかすを予防するだけではなく、既にできてしまったシミ・そばかすを消す効果も期待できます。

アロエベラ

アロエベラの免疫機能
アロエベラには、強い抗酸化作用が
あり、抗炎、抗アレルギー、抗がん、抗潰瘍、抗殺菌作用などがあると言われています。ひとつの植物でこれほどたくさんの効果効能があるのは、アロエベラには人間が元々持っている免疫機能を高める力があり、免疫機能が高まる結果、これらの抗炎機能などが高まると考えられています。
アロエベラは、動物が持つ自然治癒力である疾患防御機構と呼ばれる免疫機能に対してなんらかのアプローチをしているようです。
アロエベラのゲルの成分には六炭糖が含まれ、単糖類が組み合わさってできる多糖体が形成されています。アロエベラの多糖体は特に分子量が大きいため、病弱な人の体質改善や、上記免疫機能の向上、抗がん作用などにプラスに働くと考えられています。
このような分子量が大きな多糖類を含む植物には、サルノコシカケや朝鮮人参などがあります。

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