「カレーライス」といえば、子どもが好きな食事ランキング上位に入るであろう定番料理。
最近、カレーの作り置きで食中毒が発生したというニュースが世間を賑わせました。
『カレーの作り置きで食中毒 熱に強い菌が残り増殖』
http://www.tokyonp.co.jp/article/living/life/201705/CK2017050902000182.html
このニュースにより“2日目のカレーは美味しい”という神話が崩壊。
美味しいどころか、保存方法を間違えると食中毒を起こすという危険な状態を作り出してしまうことが分かりました。
作ったカレーは、すぐに食べ切れば問題ない。でも、常温で保存することで菌が増殖してしまう可能性が上がるとのこと。
そして、増殖した菌の中で加熱に強い菌が生き残ってしまい食中毒を起こしてしまう。
普段、何気なくしていたことなので、とても驚きました。きっと暑い季節でないからと常温で保存して翌日再加熱して食べていたという家庭は多いのではないでしょうか?
記事の中に対応策が書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。
ところで、皆さんの家ではカレーを作るときに何を基準にしていますか?
・いつものカレールーを使う
・TVのCMなどでよく目にする有名なメーカーのものを使う
・安くで販売しているカレーを使う
・こだわりのスパイスを使う
など、色々あると思います。
カレーは大きく分けて2種類に分けられると思います。
『スパイスを使ったカレー』と『カレールーを使ったカレー』
スーパーなどで安価で販売しているカレールーの原材料は、約1/3が質が良いとは言えない油脂を使用しているのが事実。
その中には化学調味料やトランス脂肪酸を含む油…。さらには石鹸や洗剤、化粧品に使われているような油も…。
これを子どもに食べさせているかと思うと、身体に害がないか心配になるレベルです。
正直にいうと、とても危険です。
反対に、スパイスを使ったカレーは、健康的な要素が多い。
スパイスは薬膳や漢方と同じように、古くから使用されているもの。
インドの伝承医学アーユルヴェーダでも使われています。
なので、スパイスを使ったカレーと、市販のカレールーを使ったカレーは全く別ものの位置づけ。
子どもの味覚は敏感です。
本当に美味しいもの、身体が欲しているものをよく分かっています。(食生活の乱れにより鈍っている子どもも今は多いのも事実…。)
せっかく美味しいカレーを作るなら、スパイスなどを使った身体エネルギーを与えてくれるようなものを作ってみてください。
その小さな積み重ねが、子どもや家族の健康に大きな影響を与えていくでしょう。
■参考資料
市販カレールーの正体は「劣化した油脂と添加物の塊」カレールーの正しい選び方と日本人の体質に合わせたカレーの作り方。By INYOU
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